悔しいという気持ち

2020年12月26日

みなさんは、どんなときに「悔しい」と感じることがありますか？

先日、ブルーピリオドという漫画にハマりにハマりました。

高校2年生まで何にも打ち込んだことのなかった高校生が、とあるきっかけで東京藝術大学を目指す…という漫画なのですが、その中で印象的なセリフがありました。主人公の八虎が美術予備校に通い始めた時期に出会った『天才』の世田助に悔しい気持ちを向けたとき、同級生の龍二に「悔しいと思えるならまだ大丈夫だ」と言われたシーンです。

僕も思えばこれまでの人生、一番の原動力になったのは「悔しい」という気持ちでした。こんな稚拙な作品、他人に見せられない。こんなに無知なこと、他人に知られたくない。悔しい。悔しい。だから努力しよう。成長しよう。人並みになれるように。

良くも悪くも僕は凡人です。他人の目は気になるし、人に迷惑はかけたくないし。だからこそ、人並みに何かできるようになるスピードは人並み以上になったと自分では思っていますが、そこから先に進む原動力が得られないでいます。

一番のモチベーションはやっぱり、他人の期待を裏切らないようにすること、なのかな。格好悪いけど、期待してくれる人を一人でも見つけてその人を、その人たちに見せられるものを作るのが今やるべきことなのかなと思いました。

内的動機から何かを成せる人は羨ましいと心底思いますが、自分はそういう人間ではないので。そういう生き方を見定めることも大事なんじゃないかなと思った次第です